コアは家族になった小さい時からとても弱々しい子でした。
両眼は眼脂でしっかり開かない状態で、下痢もしていて・・・とても不安で、少しの間、猫に詳しい友達に預かってもらい動物病院にも一番通院した子でした。
大型犬しか飼ったことがなく、大型犬はガブガブ水も飲むし、排泄にも苦労することがなかったため、猫が飲水やトイレに神経質なことを知りませんでした。
コアの排泄後のトイレシートに真っ赤なオシッコを発見した時は、本当に心臓がドキドキするくらいビックリしました。
動物病院に駆け込んだ日のことは今でも鮮明に覚えています。
先生から突発性膀胱炎と言われ、水分を摂取する工夫をするようにアドバイスされましたが・・・「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」ということわざを思い出しました。
そこで色々な情報をかき集めて、コアに水を飲んでもらう工夫を実際に試してみることにしました。
まず、水を入れる容器・・・水が循環するもの、陶器、ガラス・・・
コアはお風呂場に着いてきて、お風呂の水を飲むことがあります。そこで、水を保温できる容器も買ってみました。
猫は、それぞれ水の容器に好みがあるように思いました。
ルビーとヒジキは、わざわざ、犬の大きな水の容器から飲んだり、筒状の容器に顔を突っ込んで飲んだりします。
結局、いろんな材質の容器に水を入れて、何カ所かに配置するようにしました。また、トイレの数を猫の数+αに増やしました。
猫はとてもきれい好きで、汚れたトイレしかないと、排泄を我慢してしまい、膀胱炎を併発することがあるそうなのです。
そして最後にキャットフードも獣医さんから下部尿路の健康維持に配慮したフードを購入しています。
ドライフードが苦手な子はウェットフードも考えてみてはどうでしょうか?
水、トイレ、フードと、病気にならないための予防に目を向けることで、これからも健康で、楽しい毎日が送れるようにサポートしていくことが、私の役割だと思っています。