そろそろ来年の手帳を更新する時期ですね。
でも・・・私の場合、お気に入りの手帳を時間をかけて、こだわって見つける!思ったよりお金も使って、来年こそ充実した手帳ライフにするぞ!と、意気込む。
が・・・一ヶ月も経過しないうちに手帳の存在は視野からはずれていき、結局年末にほとんどなにも書かれていない寂しい手帳の残骸が寂しく恨めしそうに・・・「あなたに手帳って必要なの?」と、話しかけてくるのでした。
そんな年度末恒例の、手帳使わないのになぜ買うんだ!問題を打破するため、来年こそチャンとした1年を送るための方法が書かれたこの本を購入してみました。
私にとって、手帳はスケジュール管理のために利用するイメージでしたが、今はスマホで勤務スケジュールの管理ができてしまうので、毎月スマホに入力して満足して終わっていった気がします。
この本を読んで、スケジュールのためだけに手帳を利用するのではなく、日々の自分を書き留めることで、振りかえることができる。「手帳やノートを書くことで心が満たされる」と書かれていて、毎日の出来事は、あっという間に過去の出来事になり、自分が毎日どんなことを思い、色々な人と関わり、嬉しいことがあったり、悔しいこと、嫌だったことまで全てが過去になり、思い出すこともなく月日が過ぎていくのがとてももったいない・・・と思わせてくれる本でした。
この本を読んだことで、来年こそ自分の思考やどんな人と関わって、どんなことを学んだのか・・・一日一日を大切にして、人に感謝したり、自分の駄目な部分や良い部分を見える化したいと考えています。
この本にはそのための方法がわかりやすく、実践しやすいように書かれています。
「まずは好きなところから、できる分だけ。無理のない範囲でゆるーくはじめてみてください。」という作者の言葉に、必死に頑張ることなく(この必死に頑張ろうという気持ちは長続きしない原因の一つなのです)ゆるく・・・でも途切れることなく1年続けられるヒントだと思っています。
この本を手帳と一緒に持ち歩き、読み直したり、真似したりしながら来年の最後に自分の1年を振り返ってみたいと思っています。