犬や猫を里親として迎える方法はいくつかあります
動物の保護団体や、個人で保護猫・保護犬のボランティア活動をしているかたから・・・または動物病院や保健所に問い合わせる、県ごとの愛護センターは、お住まいの地域で検索すると現在の情報がでてくると思います
最近は、地域で譲渡会をしている所も増えてきました
また、盲導犬協会に登録してお仕事を終了したシニア犬を迎える方法もあります(ただ、競争率は高いです)
私は、ルビーと動物病院で出会いましたが、それまでは、自分の家に迎える動物は、血統書付きの子を迎えたいという固定観念がありましたが・・・
ルビーと出会ってから考えが変わりました
一緒に生活するのに血統書を重要視する理由はなんなんだろうか・・・
ルビーと出会うことで、私には、血統書はそんなに重要なことではないんだと思えるようになりました
私の家の猫達は、ルビー(動物病院)コア(NPO団体)アロハ(個人で活動されているボランティアのかた)福ちゃん(知り合いから)ヒジキ(個人でボランティアをされているかた)・・・と、迎え方はそれぞれ違います。
NPO団体に初めてうかがった時は、朝早くからたくさんの里親希望の方達が並んでいてビックリしたのを覚えています
NPO団体は迎え入れる子が決まったら、簡単な面接と誓約書にサインをして、譲渡に必要な経費を支払い里親になりました
それぞれ条件は異なりますので事前に問い合わせる必要があると思います
個人のボランティアのかたは、本当に猫が大好きな方達がされていて、審査にとても厳しいかたもいらっしゃいます。
まず、どんな環境で飼われるのか・・・室内外出入り自由の禁止を条件にするかたや、家庭訪問ができないお家のかたには譲らないというかたもいます
アロハやヒジキは、個人のボランティアのかたから譲り受けましたが、いまでも連絡を取り合って仲良くさせていただいています
その他にも、里親になるために、年齢制限や、集合住宅や借家にお住まいの場合は管理規約を提出する・・・譲渡時に、身分証明書の提示、譲渡する前の講習会への参加をすることもあります
また、犬や猫を迎えたあとでうまくいかないことに気づくかたもいるので、トライアルという方法をされているかたもいます
1週間家に迎え入れて気持ちが定まったら、改めて譲渡の手続きをするところもあります
どこで出会うか・・・私達と出会う子のご縁というものがあります
まずは、最初から迎えるために行くのではなく、譲渡会やボランティアのかた・・・愛護センターなどに出向いてどんな風に里親になるのかを見学してみることをお勧めします
団体や個人・・地域で里親に課す条件は様々です
また、そこで活動している方達と私達の動物にたいする思いが共有できることも大切だと思います
ペットショップで買うという選択肢もありますが、命拾いした強運な子の里親になり家族として生きていくことも大きな意味ある選択肢の一つだと思っています
どうか、里親になって猫や犬と生きてみる「縁」で繋がる選択肢もあることを真剣に考えていただけたら・・・と思います
それぞれ命拾いした境遇は千差万別です
見学した時はどんな境遇の子なのかも聞いてみてください
大変な境遇を経験して辿り着いた場所で、私達と出会った不思議で素敵な出会いを大事にしていただきたいです